ホウケイ酸ガラスは、ホウ素含有量が高いガラス材料の一種で、さまざまなメーカーのさまざまな製品が代表的です。その中でも、Schott Glass の Borofloat33® は、約 80% の二酸化ケイ素と 13% の酸化ホウ素を含む、よく知られた高ホウ酸塩シリカガラスです。Schott の Borofloat33® 以外にも、Corning の Pyrex (7740)、Eagle シリーズ、Duran®、AF32 などの他のホウ素含有ガラス材料が市場に出ています。
さまざまな金属酸化物をベースに、高ホウ酸塩シリカガラスアルカリ含有高ホウ酸塩シリカ (例: Pyrex、Borofloat33®、Supremax®、Duran®) とアルカリを含まない高ホウ酸塩シリカ (Eagle シリーズ、AF32 を含む) の 2 つのカテゴリーに分類できます。アルカリ含有高ホウ酸塩シリカガラスは、熱膨張係数の違いにより、さらに 2.6、3.3、4.0 の 3 種類に分類できます。中でも熱膨張係数が2.6のガラスは、熱膨張係数が小さく耐熱性に優れているため、ガラスの部分代替として適しています。ホウケイ酸ガラス。一方、熱膨張係数が 4.0 のガラスは主に耐火用途に使用され、強化後の耐火特性は良好です。最も一般的に使用されているのは、熱膨張係数が 3.3 のタイプです。
パラメータ | 3.3 ホウケイ酸ガラス | ソーダライムガラス |
ケイ素含有量 | 80%以上 | 70% |
ひずみ点 | 520℃ | 280℃ |
アニーリングポイント | 560℃ | 500℃ |
軟化点 | 820℃ | 580℃ |
屈折率 | 1.47 | 1.5 |
透明度(2mm) | 92% | 90% |
弾性率 | 76KNmm^-2 | 72KNmm^-2 |
応力光学係数 | 2.99×10^-7cm^2/kgf | 2.44×10^-7cm^2/kgf |
処理温度(104dpas) | 1220℃ | 680℃ |
線膨張係数(20~300℃) | (3.3-3.5) ×10^-6 K^-1 | (7.6~9.0) ×10^-6 K^-1 |
密度(20℃) | 2.23 g・cm^-3 | 2.51g・cm^-3 |
熱伝導率 | 1.256W/(m・K) | 0.963W/(m・K) |
耐水性 (ISO 719) | グレード1 | グレード2 |
耐酸性 (ISO 195) | グレード1 | グレード2 |
耐アルカリ性 (ISO 695) | グレード2 | グレード2 |